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苔の栽培方法

007_全国苔フェスティバルin栗原

 2019年10月26日(土)宮城県栗原市で、苔の生産者を中心とする全国苔フェスティバルin栗原が、開催されました。
 今回開催された苔フェスティバルは、宮城県北部地域振興事務所栗原地域事務所、栗原市、一般社団法人栗原市観光物産協会、栗駒高原森林組合、が中心となった実行委員会主催で運営され、日本苔技術協会がこれに共催し、栗原市栗駒高原にある栗駒高原森林組合の敷地で開催されました。
 
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 前日まで台風の影響による激しい雨に見舞われましたが、この日は朝から快晴となり、10時の開会式には既に1,000名近い来場者で会場が埋まりました。当協会からは、全国から8社がそれぞれの栽培した苔を持ち込み、テントで苔の栽培の紹介や製品の販売を行い、多くの来場者と情報交換を行いました。
 苔フェスティバルの会場では、10:30から、一般社団法人宮城県造園建設業協会県北支部栗原分会が設置した模擬庭園で、ウマスギゴケの移植技術講習会が開かれ、苔神の指導の下、らんぽく苔の郷のウマスギゴケの移植実習が行われました。また、13:00から、会場のステージで苔の栽培をテーマにしたパネルディスカッションが行われ、コーディネーターは苔神が務め、パネラーには栗原地域事務所の今野勝紀技術次長、栗駒高原森林組合の佐藤則明代表理事組合長、新潟県胎内市地域おこし協力隊の朽網裕子会員、城東社中代表の白石達也会員、らんぽく苔の郷店長の土田一義会員が参加し、苔の栽培に取り組む現状について発言、多くの質問にも答えて頂きました。
 
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 今回の苔の栽培事業者を中心とした全国苔フェスティバルin栗原は、これまでにない催しであり、想像以上の盛況となりました。苔の栽培技術を広め、苔栽培事業を産業化したいと願う当協会にとっては、今後も、こうした苔フェスティバルを全国に広めて行きたいと考えています。                                                          By 苔神